青汁療法

青汁には青汁療法という健康法があるくらい、身体に良いとされています。

青汁は、登場してかなりの年月が過ぎますが、最近では、青汁に似たものとしてグリーンスムージーも人気となっています。

グリーンスムージーも青汁も、基本的にはグリーンの葉野菜をミキサーで粉砕した飲み物である点では同じですから、似たような効果・効能が期待されると言えるでしょう。

青汁もグリーンスムージーも、材料に何を使うかで効果・効能が異なってくるのは言うまでもありませんが、それよりも、青汁やグリーンスムージーをどのように飲むかと言う点において、この健康法の本質があるように、私は思っています。

医学的な裏付けは無い青汁療法の効果・効能

青汁療法とは、食事の代わりに青汁を飲む療法です。

青汁ダイエットと基本的に考え方は同じですし、グリーンスムージーも同じように、食事の代わりにグリーンスムージーを飲みます。

グリーンスムージーと青汁では、材料が若干異なりますが、ベースとする材料がグリーンの葉野菜である点において全く同じです。また、材料を絞ったジュースではなく、絞りかすまで含めて材料を丸ごと飲むという点においても同じです。

生のまま食べるローフードというものもありますが、その点においても同じと言えるでしょう。

青汁療法に関しては、数多くの効果・効能が報告されていますが、そのメカニズムは分かっていません。私個人の感想ですが、人の身体の中で起こっている正確なメカニズムが解明されることは今後も無いだろうと思っています。例え、そのようなメカニズムが報告されたとしても、所詮は、仮説と検証の結果が同じだったに過ぎず、でそのメカニズムが本当に身体の中で行われているとは言えないだろうと思っています。

話がそれましたが、医学的な裏付けが無いなら興味が無いというのであれば、ここから先を読んでも恐らく意味がありませんので、他を参照いただけたらと思います。

経験則的な効果・効能をこれより紹介していきます。

青汁療法はプチ断食である!

断食療法というのは、普段の過食で酷使されている内臓、特に腸を休めることで、本来の働きを取り戻す療法です。

腸を休ませるということ、その機能を回復させる点で、断食療法は大変優れた効果を持つと言われています。

しかしながら、断食するためには、体力がいることも現実です。また、断食後に、その反動で食べ過ぎるという人も存在するのです。

そこで完全に断食するのではなく食事代わりに青汁を飲むというのが青汁療法です。青汁を使ったプチ断食ということです。

断食療法ではなく、青汁療法が優れている点は、青汁を飲むことで、腸を刺激することができ、そのおかげで腸に溜まった宿便を排泄することが早まる可能性が高まります。

青汁は、葉野菜を生のままで大量に摂取することが可能ですから、断食によって不足する栄養分を十分補ってくれます。絞りかすを捨てるジュースではなく、青汁やグリーンスムージーは材料を全て食しますから、食物繊維も豊富に摂ることできるのです。

青汁を飲むことで、断食ほど腸を休ませることはできませんが、逆に断食よりは長期間実施することもできますから、継続はしやすいでしょう。

青汁に含まれるベータカロチンの抗酸化作用

青汁には、活性酸素の発生を抑制する抗酸化作用があるベータカロチン(ビタミンA)やビタミンC、ビタミンEが沢山含まれています。もちろん、青汁の材料によって、含まれる成分が異なりますので、青汁に抗酸化作用の効果を期待するのであれば、ベータカロチン(ビタミンA)やビタミンC、ビタミンEが豊富に含まれている材料を使った青汁が望ましいのです。ほうれん草、小松菜、パセリなどです。

更新日:2021/04/18 11:22:05

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