おいしい青汁

最近の青汁は"おいしい"とよく言われます。

”おいしい”と一口に言っても文句なしに『おいしい』と感じる青汁と『あっ飲みやすい、これなら毎日ストレスなく飲める』というおいしさなどがあるでしょう。

青汁は青菜の汁を飲んでいるのですから本来美味しさを期待できるものではなかったのです。青菜というのは、虫などに食べられないように苦みがあったりするものなので、特に子供の口には合わなかったことでしょう。

実際、青汁が最初に世間に認知されたのは、キューサイの「う~まずい、もう一杯」というCMではないでしょうか。

ところが最近は、昔の青汁とは打って変わって美味しく飲みやすくなるように各青汁メーカーが色んな工夫をしているのです。

そのおかげで人気の青汁で「不味い!」という青汁はあまりありません。とはいえ全くないわけでもありません。

青汁って本当においしいのか?!

では、本当においしいのか?と訊かれると”おいしい”と言い切るには微妙な味の青汁が多いのも事実です。

どういうことかというと水くさい味になっている青汁もあるということなのです。

青汁の不味さを薄めて抹茶などでごまかしているような味なのです。抹茶風味なのですが抹茶ほど味が濃くありませんから、悪く言うと出がらしの抹茶という感じでしょうか。

そんなわけで水くさい味を美味しいと思えるか否かで、青汁の評価は随分異なってくると個人的には思います。

実際、飲んだ人によって、おいしいという人と水くさいという人に別れてしまったりします。青汁のレビューでは美味しいと表現していることも多いでしょうが、本当に「美味しい」と思えるものはそうはありません。

いわゆる不味い青汁を飲み慣れている人にとって水くさい青汁は、決して不味いものではなく味が薄いだけです。美味しい=不味くない、であればそれはおいしい青汁でしょう。

濃い味でおいしい青汁にはあまり出会いにくいかもしれませんね。濃い味の青汁もありますが、その場合、ほとんど抹茶味であったり、正に青汁という味になります。

基本的には毎日飲むものですから、あまり濃い味だと継続できないということもあり、薄味な味付けになっているところもあるでしょう。どうしても薄味が嫌だという人は、水の量を少なくてしてみてもいいかもしれませんが、それでも薄味は薄味です。

薄味になると本来の栄養価を下げることなく付加価値を高めるような工夫もしやすいということもあるのでしょう。

例えば、オリゴ糖などで甘さを加えて飲みやすくするとともに、スッキリをさらにサポートできるようにするというものです。

抹茶で味を調えている青汁はとても多いです。青汁と抹茶の相性はとても高く抹茶風味が強いとグリーンティーな印象になりますので飲みやすくなります。

当然ながら、原材料で随分と味は異なります。

美味しい青汁なら大麦若葉を主原料にしている青汁がおすすめです。大麦若葉の青汁は癖が少なく断然飲みやすいので、おいしいと感じる方が多いようです。

ケールは栄養バランスは高いので、青汁独特の濃い味を納得していただけるならケール主原料の青汁をおすすめしますが、中には少し粉が溶けにくいものもあるので、付属のシェイカーを使って混ぜるというのが一般的です。

飲んだ後の後味もケールより大麦若葉の青汁の方がすっきり感があるように感じました。

最後においしい青汁のおすすめは?と訊かれましたら個人的には「神仙桑抹茶ゴールド」はおすすめです。青汁特有の癖は全くなく、まるで抹茶を飲んでいる味がしっかりしていますから、おいしいと実感できるのではないかと思います。

サントリーの極の青汁もおすすめですがえがおよりは薄味になっているように感じました。物足りないといえば物足りない味なのかもしれませんが継続して飲むのであればこのくらいの味の方が飽きないのかもしれませんね。

このように実際に売れている青汁というのはそれなりに美味しいと思う人が多いようには思います。

おすすめの青汁のおいしい飲み方

青汁は、粉末状になっているものがほとんどです。粉末状になっている場合は水などに混ぜて飲むことになります。

水ではなく牛乳に混ぜると抹茶オーレのようになるので飲みやすくなります。

しかし、この粉末状の青汁は水に溶けるのではなく混ぜて飲むので、放置しておくと青汁がコップのそこに沈んでしまいます。従って混ぜたらすぐに飲んでしまう方がいいでしょう。

コップにいれてクルクル回すだけではほとんど混ざらない青汁もあります。ものによってはシェイカーなどを使用しないとなかなか混ざりません。もちろん各商品は水などとの混ざりやすさや飲むときの粉っぽさがのこらないようになど様々な工夫がされてはいます。

また、青汁を混ぜるためのシェイカーが初めての注文で無料プレゼントが付いてくる青汁が結構あるのですが、これがあると混ぜるのも楽ですしメモリも付いているため子供でも簡単に青汁を混ぜることができるので便利です。

飲む以外にも、ヨーグルトにかけたり料理やお菓子を作る際に混ぜるなど、単にドリンクとして飲むだけではなく素材としても利用することもできます。

また、粉末以外の青汁も少数派ですがいくつかあります。

中には粒やゼリーになっている青汁もあります。粒のものは水などでゴクッと飲みこむだけですから青臭さも気になりません。何より持ち運びができるので、いつでもどこでも飲めるので便利ですね。水分をそんなに飲めない人や、青臭さが気になる人などにもおすすめです。といっても粒でも青臭い点では一緒ですが・・・

青汁をそのまま冷凍している生青汁という商品もあります。いくつかのメーカーから出ているようですが、だいたいどれもガツンと青汁らしさを主張してくれています。

例えばファンケルの本搾り青汁 プレミアム冷凍はケールでできています。粉末になったファンケルの青汁よりは、かなりケールの青汁らしい味になっています。良くも悪くも昔ながらの青汁を思い出させてくれますよ。

そして、最後に最近登場しているのが缶に入った缶ジュースのような青汁です。粉末青汁は混ぜるのが面倒臭いという人にはピッタリですが割高なものもあります。面倒に思うと結局継続できないので、そういう人なら検討してみてもいいかもしれませんね。

更新日:2021/05/24 10:58:20

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