野菜不足に青汁!
野菜が不足がちな現代人ですから、野菜不足を補うために青汁を飲もうという人も少なくないようです。
青汁自体が、もともと栄養価の高い青菜を中心にしていますから当然でしょうか。
日本人は野菜不足
日本人はアメリカ人より野菜摂取量が少ないというデータがあるそうです。国連食糧農業機関の2009年の調べではアメリカ人の野菜消費量は337g/人に対して日本人は278g/人なのだそうです。
なんとなくアメリカ人というと野菜不足なイメージがありますが、日本人の方が野菜不足というのが現実のようです。
また、今時の日本人なら大抵お腹いっぱい食事を摂っている筈ですが、それでも栄養不足だとも言われています。カロリー的には十分過ぎるほど摂れているのですが、ビタミンやミネラルなどは不足している人は少なくないというのです。
これも野菜不足が原因と考えられそうですが、それと同時に野菜自体にもやや問題がありそうです。
現代の野菜は、総じて昔の野菜と比較するとおいしく、そして見た目も綺麗になってはいますが、栄養価という点でみると劣ると言われているのです。
昔の野菜ってもっと苦かったり酸っぱかったりして癖の強い印象でしたが、最近は何を食べても甘かったりおいしくなっているように感じます。その分栄養価は減っているようです。
日本食品標準成分表というのがあるのですが、これを見ると、例えばパセリのビタミンCは50年間で200mgから120mgに激減しているのです。
野菜の栄養素が失われた理由として、野菜の品種の差異や土壌の劣化、栽培方法の変化があげられています。
ただ、その一方で、日本食品標準成分表の値を算出する分析方法が見直されていることが原因なのでは、という意見もあるようです。
残留農薬がどうのこうのということを気にする人は多いでしょうが、栄養価を気にする人はあまりいないでしょう。実際気にしたところで、食べても全く分かりませんし、全ての野菜を調査している機関もありませんから、気にしても仕方がないのですが・・・
そんなこともあり、そもそも野菜不足な上に、栄養価の少ない野菜を摂取している、肉などの高カロリー食は昔より遙かに多く食べている現代人ですから、もっともっと野菜を食べないといけないのです。
ところが、私もそうなのですが、野菜嫌いという人も少なくありませんし、外食などでは野菜を食べるのは決して簡単ではありません。コンビニで食事を済ますような人なら尚更ですね。
そこで、簡単に野菜不足を補うために青汁を飲もうと考える人が多いのです。
青汁で野菜不足を補うことができるの?
青汁と野菜不足を考えると、食物繊維をイメージする人も多いのではないでしょうか。
青汁を飲むとスッキリ!という広告もよく見かけますよね。
実際にそういう広告を出している青汁はよく売れていますので、食物繊維を摂るために青汁を飲もうと考えている人は多いのでしょう。
しかし、野菜を食べると言うことは、食物繊維を摂取することとイコールではありませんね。
ビタミンやミネラルなどを含めて摂取することです。本当はもっといろいろあるわけですが・・・
青汁の最も有名なCMというとキューサイの青汁で「まずい!もう一杯!」というのがありましたが、少々不味くても野菜不足を補うことで青汁が人気になったのは間違いないでしょう。
昔から良薬口に苦しなんて言葉があるくらいですから、ちょっとまずい方が身体に良さそうな気はしますね。
ところが、最近の青汁は、そういう意味ではちょっと物足りない印象です。決してビックリするくらいおいしいものではありませんが、それでも不味い青汁というのはほとんどありません。
全く無いわけではありませんし、人によっては不味いと感じる青汁もあるでしょう。しかし、罰ゲームに使えるほどパンチの効いた青汁はなかなかありません。
しかし、それは、栄養価がないからパンチが効いていないわけではなくて、どうせならおいしく飲めた方が継続できるだろうという青汁メーカーの努力の賜物です。
また、ケールを使った青汁は今でもそれなりに癖の強い味です。しかし、人気の青汁はケールではなくて、明日葉や大麦若葉を使っています。
ケールはスーパー野菜と呼ばれるほど栄養価が高いことで人気ですが、では明日葉や大麦若葉が栄養価の点で劣るのかというとそうでもありません。
もちろん、どのビタミンが多いかとか、食物繊維はどうかなど、細かい点を見ていくと各原材料毎に特徴はあるのですが、ケールが一番というわけでもないのです。
前述のとおり、明日葉や大麦若葉を原料とした青汁は、比較的、苦みやクセが少なく、おいしく飲める傾向があります。
毎日続けるものとして、健康への働きはもちろんのこと、「おいしさ」を重要視する方にお勧めです。
逆に、苦みや青臭さも味わいのひとつと考える方は、ケール配合の青汁のほうが「健康習慣を送っている!」と実感しやすいかもしれませんね。
野菜の栄養価が少なくなったと言われていることに触れましたが、その要因は明確ではありません。
ただし、栄養が豊富な土壌で育った野菜は、それだけ健康パワーを含んでいると言えるので、産地によって、質が変わるといったことはあるでしょう。
原料に使われている野菜の産地にも注目してみてください。
野菜不足という大きな枠組みではなくて、食物繊維をもっと摂りたいと考えるのであれば、食物繊維が沢山含んだ青汁がおすすめですし、ビタミンなどを気にするのであればビタミンが豊富な青汁が良いでしょう。
そのあたりをよく考えて選ベばいいのですが、それもよく分からないと言う人も多いのではないでしょうか。
そんな人におすすめの青汁を以下に紹介してみます。基本的には人気の青汁が並んでしまいますが・・・
野菜不足の人におすすめ青汁ランキング
サントリー 極の青汁
サントリーの極の青汁は、主原料は国産にこだわった大麦若葉と明日葉。ビタミンEやB1、B2、食物繊維が豊富な大麦若葉にビタミン・ミネラルが豊富で生命力にあふれる明日葉をプラスした青汁です。
これらにプラスしてポリフェノールの代表格であるケルセチンをさらにパワーアップさせたケルセチンプラスを配合しています。
野菜の代わりに飲むというより野菜に近い質のものを摂るという発想で体に野菜の力を届けるという発想の青汁になっています。
とはいえ、おいしくなければ毎日続きません。ここで発揮されるのがサントリーの飲料メーカーとしての力です。
粉末を小さくして溶けやすさを追求し、食物繊維をプラスすることで素材の美味しさを束ねて甘味や旨味を向上させます。
さらに宇治煎茶と宇治抹茶により風味をグンと引き立て、美味しい青汁に仕上がっています。あっさりとした抹茶を飲むような感覚で飲むことができます。
お得な定期コースも用意されており、定期コースを利用すると専用のシェイカーがプレゼントされます。
ヘルスマネージ 大麦若葉青汁 キトサン
大正ヘルスマネージ大麦若葉青汁<キトサン>は、大麦若葉の青汁にキトサンを配合した青汁です。
キトサンは、コレステロールの吸収を抑える働きがあるため、野菜不足を補うだけではなく、脂っこい食事が好きな方や甘いものが好きという方にさらにおすすめです。
原材料の大麦若葉は農薬不使用の有機大麦若葉を使用しています。大麦若葉はビタミンB2や葉酸、鉄分など栄養の宝庫です。
コレステロールをコントロールしながら野菜不足を解消し、栄養補給ができる青汁は、毎日の健康をサポートしてくれます。
ファンケル1食分のケール青汁
濃い藍の青汁
飲みごたえ野菜青汁
藻のすごい青汁
ユーグレナ・ファームの緑汁
ユーグレナだけでなく、青汁らしく有機栽培の大麦若葉と明日葉を使用して作られています。
青汁が野菜の栄養素を補うのに対し、緑汁は野菜・魚・肉の栄養素を補うことができるため青汁で満足しなかった方は是非飲んでみてください。
独自成分のパラミロンは、スポンジのように多くの穴があり、食物繊維と同じように不要物を吸着させて体内をスッキリさせてくれます。
効率よく59種類の栄養素を補給でき、不要物を取り除いてくれる、食生活が乱れている疲れているという方には特におすすめです。